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Web Guide

Web集客の教科書

Googleアナリティクス(GA4)のコンバージョン設定方法|問い合わせ・電話タップを計測する手順

2026.04.11   Webマーケティング

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「ホームページのアクセス数は見ているけど、そこから何件問い合わせが来たかはわからない」——この状態は、地図なしで航海しているようなものです。GA4(Googleアナリティクス4)にコンバージョン(キーイベント)を設定すれば、「どのページから」「どのキーワード経由で」問い合わせが発生したかが一目でわかるようになります。

本記事では、中小企業が最低限設定すべき3つのコンバージョン(問い合わせフォーム送信・電話タップ・資料ダウンロード)の設定手順を、初心者向けにステップバイステップで解説します。

📋 この記事でわかること

  • GA4のコンバージョン(キーイベント)とは何か
  • コンバージョンを設定しないとどうなるか
  • 問い合わせフォーム送信の計測方法(サンクスページ方式)
  • 電話タップの計測方法
  • コンバージョンデータの確認方法
  • 設定後に最初に見るべきレポート
What is Key Event

GA4のコンバージョン(キーイベント)とは何か

GA4における「コンバージョン」とは、ビジネスにとって重要なユーザーの行動を指します。2024年にGoogleが名称を「キーイベント」に変更しましたが、意味は同じです。

中小企業のホームページで計測すべきコンバージョンは、主に以下の3つです。

📩

問い合わせフォームの送信

最も重要なコンバージョンです。お問い合わせフォームが送信された回数を計測します。「サンクスページ(送信完了ページ)」へのアクセスをトリガーにして計測するのが最も簡単で確実な方法です。

📞

電話番号のタップ

スマホで電話番号をタップした回数を計測します。特にクリニック・飲食店・サロンなど、電話予約が主な業種では必須のコンバージョンです。

📄

資料ダウンロード・LINE登録

PDFのダウンロードやLINE公式アカウントへの登録も、リード獲得のコンバージョンとして計測できます。該当するリンクのクリックをイベントとして設定します。

Why Needed

コンバージョンを設定しないと何が困るのか

コンバージョンを設定していないGA4は「アクセス数だけ見える望遠鏡」です。何人来たかはわかりますが、何人が行動したかがわかりません。

1

SEO対策の効果が測定できない

アクセス数が増えたとしても、問い合わせが増えていなければSEO対策の方向性が間違っている可能性があります。コンバージョンデータがなければ「アクセスが増えた=成功」という誤った判断をしてしまいます。

2

どのページが「稼いでいるか」がわからない

100ページあるサイトで、問い合わせを生んでいるページはおそらく5〜10ページです。コンバージョンデータがあれば、その「稼いでいるページ」を特定して強化できます。

3

広告費の投資判断ができない

Google広告やSNS広告を運用する場合、コンバージョンデータがなければ「広告費1万円で何件の問い合わせが来たか(CPA)」が計算できません。つまり広告の費用対効果が不明のまま投資し続けることになります。

Preparation

設定前の準備:サンクスページを用意する

問い合わせフォームのコンバージョンを計測する最も簡単な方法は「サンクスページ方式」です。フォーム送信後に表示される「お問い合わせありがとうございました」ページのURLを使って計測します。

1

サンクスページを作成する

WordPressの場合、固定ページで「お問い合わせ完了」ページを作成します。URLは /contact-thanks/ などわかりやすいものに設定してください。ページの内容は「お問い合わせありがとうございました。3営業日以内にご連絡いたします。」程度で十分です。

2

フォームの送信先をサンクスページに設定する

Contact Form 7の場合、フォーム設定の「その他の設定」に以下のコードを追加します。

on_sent_ok: “location.replace(‘/contact-thanks/’);”

※ Contact Form 7の最新版では、functions.phpにリダイレクト処理を記述する方法が推奨されています。設定方法が不明な場合は制作会社に依頼してください。

3

テスト送信でサンクスページが表示されるか確認する

フォームにテストデータを入力して送信し、サンクスページに遷移するか確認します。遷移しない場合はリダイレクトの設定を見直してください。

Form Tracking

問い合わせフォーム送信の計測方法

サンクスページの準備ができたら、GA4でコンバージョンを設定します。

1

GA4の管理画面を開く

GA4にログインし、左下の歯車アイコン「管理」をクリック。プロパティ列の「データの表示」→「イベント」を開きます。

2

カスタムイベントを作成する

「イベントを作成」→「作成」をクリック。以下のように設定します。

カスタムイベント名:contact_form_submit

一致する条件:

パラメータ「event_name」=「page_view」

パラメータ「page_location」に「contact-thanks」を含む

これで、サンクスページが表示されたときに「contact_form_submit」というイベントが発火します。

3

キーイベントとしてマークする

作成したイベント「contact_form_submit」の右側にあるトグル(キーイベントとしてマーク)をオンにします。これでコンバージョンとして計測されるようになります。

4

テスト送信で計測を確認する

フォームからテスト送信し、GA4の「リアルタイム」レポートで「contact_form_submit」イベントが表示されるか確認してください。表示されれば設定完了です。反映まで数分かかる場合があります。

Phone Tracking

電話タップの計測方法

スマホでの電話番号タップを計測するには、GA4の「拡張計測機能」を利用するか、GTM(Googleタグマネージャー)で設定します。ここでは最も簡単な方法を紹介します。

💡 GA4の拡張計測機能を確認する

GA4の「管理」→「データストリーム」→対象のストリームをクリック→「拡張計測機能」の「アウトバウンドクリック」がオンになっていることを確認してください。オンになっていれば、tel:リンク(電話番号リンク)のクリックが「click」イベントとして自動計測されます。ただし、これだけでは電話タップとそれ以外のクリックが区別できないため、カスタムイベントを作成することを推奨します。

1

GA4でカスタムイベントを作成する

「管理」→「イベント」→「イベントを作成」→「作成」

カスタムイベント名:phone_tap

一致する条件:

パラメータ「event_name」=「click」

パラメータ「link_url」に「tel:」を含む

2

キーイベントとしてマークする

「phone_tap」イベントのトグルをオンにし、キーイベントとして設定します。

3

電話番号リンクの形式を確認する

HTMLで電話番号リンクが <a href=”tel:096-xxx-xxxx”> の形式になっているか確認してください。プレーンテキストの電話番号はクリックイベントが発火しません。WordPressの場合、電話番号を記載する際に必ずtel:リンクを使用してください。

Data Check

コンバージョンデータの確認方法

設定が完了したら、以下の画面でコンバージョンデータを確認できます。

確認したいこと GA4の画面 見るべきポイント
コンバージョン数の合計 「レポート」→「ビジネス目標」→「見込み顧客の発掘」→「コンバージョン」 期間を選択して、イベント名ごとの発生回数を確認
どのページからコンバージョンしたか 「レポート」→「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」 各ページのキーイベント列を確認。数値が多いページが「稼いでいるページ」
どの流入経路からコンバージョンしたか 「レポート」→「ビジネス目標」→「見込み顧客の発掘」→「トラフィック獲得」 Organic Search・Direct・Organic Socialなど、チャネルごとのキーイベント数を確認
リアルタイムの確認 「レポート」→「リアルタイム」 テスト送信後、数分以内にイベントが表示されるか確認

🔴 注意:GA4のナビゲーション画面は最新のUIに準拠してください

GA4は頻繁にUIが更新されます。本記事の画面パスは2026年4月時点のものです。メニューの位置が変わっている場合は、左サイドバーの検索機能で「キーイベント」「コンバージョン」と検索してください。

First Report

設定後に最初に見るべきレポート

コンバージョン設定が完了したら、1週間分のデータが溜まった時点で以下の3つを確認してください。

1

コンバージョン数が0件のままではないか

1週間経ってもコンバージョンが0件の場合、設定に問題がある可能性があります。テスト送信を再度行い、リアルタイムレポートで確認してください。サンクスページのURLが間違っている、イベントの条件が間違っている、キーイベントのトグルがオフになっている——のいずれかが原因であることが大半です。

2

コンバージョンが発生しているページはどこか

「ページとスクリーン」レポートでキーイベント列を確認します。サービスページ・料金ページ・お問い合わせページのいずれかが多いはずです。コンバージョンが多いページはSEO対策でさらに強化し、コンバージョンが少ないページはCTAの改善を検討します。

3

Organic Search経由のコンバージョンは何件か

トラフィック獲得レポートで、Organic Search(自然検索)経由のキーイベント数を確認します。この数字がSEO対策の「真の成果」です。アクセス数ではなく、コンバージョン数をSEO対策のKPIにしてください。

「設定が難しい」「設定はできたが分析方法がわからない」という方は、CREVIAのSEO対策サービスにGA4設定・分析が含まれています。

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FAQ

よくある質問(FAQ)

はい、同じものです。2024年にGoogleが名称を「コンバージョン」から「キーイベント」に変更しました。GA4の管理画面では「キーイベント」と表示されますが、意味はコンバージョンと同じです。

はい、GA4自体が無料のツールであり、コンバージョンの設定にも追加費用はかかりません。ただし、GTM(Googleタグマネージャー)を使ったイベント設定には技術的な知識が必要です。

アクセス数は見えますが、そのアクセスが「問い合わせ」や「電話」に繋がったかどうかがわかりません。つまり、SEO対策や広告の効果を正確に測定できず、改善の方向性を見誤るリスクがあります。

最も簡単な方法は、フォーム送信後に表示される「サンクスページ(お礼ページ)」のURLを使う方法です。GA4の管理画面でサンクスページへのアクセスをイベントとして設定し、そのイベントをキーイベントとしてマークすれば計測できます。

はい、CREVIAのSEO対策サービス(月額30,000円〜)にはGA4の設定・分析が含まれています。コンバージョン設定はもちろん、月次のレポート分析まで一括で対応します。

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西田聖司

この記事の監修者

西田 聖司

株式会社CREVIA   CEO(最高経営責任者) / Web業界歴20年以上・累計支援2,000社以上

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