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Google口コミを自然に増やす方法|QRコード・声かけ・来店後フォローの実践設計

2026.05.19   お知らせ

Google口コミを増やしたい経営者は多いですが、QRコードを置くだけで月に1〜2件しか入らない店舗が大半です。口コミは「お願いするもの」ではなく、来店体験の流れの中で自然に書いてもらうものとして設計し直すと、月の獲得件数が3倍から5倍に変わります。

本記事では、口コミを自然に増やす実践設計を3つの軸で整理しました。店内のQRコード設計、現場での声かけタイミング、来店後の感謝フォロー。この3つを口コミ循環として組み合わせる考え方です。熊本の中小店舗で実際に試して結果が出た内容に絞って、設計ロジックと運用方法をお伝えします。

SECTION 01

口コミが増えない店舗の共通点|仕組みの穴を埋める

Google口コミを増やしたいという相談は、熊本の中小企業オーナー様から頻繁に寄せられます。しかし現状を聞くと、QRコードを置いただけで仕組みが完結していると思い込んでいる店舗が大半です。口コミが増えない理由は、技術的な問題ではなく、来店体験の中で口コミを獲得する流れが設計されていないからです。

QR置くだけで止まっている

レジ横にQRコードを置く店舗は多いですが、お客様がそれを見るタイミング、読み取る理由、書く動機までを設計している店舗は少数です。QRはきっかけに過ぎず、声かけと組み合わせて初めて読み取られるという感覚が抜けやすいです。置いただけでは月1〜2件の獲得に留まり、3倍以上の伸びを見ることができません。

後日メールに頼りすぎている

来店後の感謝メールやLINEで口コミ依頼を入れる店舗もありますが、来店から数日経つと記憶が薄れ、書く動機も弱まります。来店中の感動が新しいうちにお願いする方が、書いてもらえる確率は格段に上がります。後日フォローだけに頼ると、獲得件数が伸び悩んだままになります。

現場スタッフが他人事になっている

口コミ運用を店長や経営者だけのタスクと捉えると、現場スタッフは積極的に動きません。スタッフ自身が口コミを獲得する楽しさと、それが評価につながる仕組みを共有することで、現場発の声かけが自然に出てきます。現場の納得感なしに、上からの指示だけでは持続しません。

口コミは仕組み化と現場の納得感の両輪で増えます。片方だけでは2倍に届かず、両方そろうと3倍から5倍が見えてきます。

SECTION 02

Googleポリシーに違反しない依頼方法|安全な獲得設計

口コミを増やしたい一心で、Googleのポリシー違反になる方法を取ってしまう店舗があります。短期的な数の増加は見えますが、違反は最悪の場合アカウント停止につながり、これまで集めた口コミも消える可能性があります。

禁止される依頼方法

口コミと引き換えに金銭・クーポン・割引・商品を提供することは禁止です。星5を指定して依頼することも違反扱いになります。社員や家族に書かせる組織的な投稿も削除対象です。これらは見つかった瞬間にビジネスプロフィール全体に影響し、信頼を失います。

許容される依頼方法

口コミを書いていただけるとうれしいですという案内、QRコードの設置、感想を聞かせてくださいという声かけは問題ありません。ポイントは「対価なし」「内容指定なし」「自発的に書いてもらう」の3点です。この枠組みの中で、どう魅力的に提案するかが工夫のしどころです。

グレーゾーンを避ける設計

「良かったらお願いします」程度の言い回しは問題ありませんが、「星5でお願いします」「悪い内容は書かないでください」といった内容誘導はグレーです。Googleのポリシーは時々更新されるため、Google公式ヘルプで定期的に最新ルールを確認することをおすすめします。判断に迷ったときは安全側に倒すことが大切です。

Googleポリシーの遵守は、口コミ運用の持続性を左右する最重要要素です。

SECTION 03

QRコードの置き場所と設計|読み取り率を3倍に

QRコードの効果は配置場所で決まります。お客様の視線の流れ、心理的な余裕、来店フェーズとの組み合わせを考えると、置き場所は自然に決まってきます。CREVIA が支援した250社の実例では、3つの置き場所を組み合わせた店舗が月3〜5倍の読み取り率を達成しています。

会計時のレジ横が一番高反応

会計の流れの中で目に入る位置です。サイズはA6からA5程度、QRと一緒に短いメッセージを添えるのが効果的です。会計時のレジ横は来店の最後に必ず通る場所のため、設置効果が一番高いです。「ご感想をお聞かせください」というメッセージを添えると、案内として機能します。

テーブルのメニュー裏で自然な認知

食事やサービス中、自然と目に入る場所です。お客様が手持ち無沙汰な時間にQRを見て、興味があれば読み取りまで進みます。メニューの裏という位置が、見ても見なくても良いという心理的なハードルの低さを生みます。クレーム対応ではなく感想寄稿として案内することが大切です。

会計伝票の余白に配置

伝票の下部に小さなQRを印刷する方式です。会計の数字を確認した直後に目に入るため、来店全体の評価をしてもらいやすいタイミングです。スタッフが伝票を渡すときに、「ご感想をいただけましたら幸いです」と一言添えると効果が増します。

QRコードの技術的な設計

シンプルで読み取りやすいデザインが基本です。複雑なロゴ埋め込みや色のコントラスト不足は読み取り失敗の原因になります。実機テストでiPhoneとAndroidの両方で3秒以内に読み取れることを確認してから印刷に進みます。QRの大きさ、背景色、配置のバランスを3回以上テストしてください。

  1. 01

    QRコードを3箇所に配置

    レジ横・メニュー裏・会計伝票の3箇所に配置することで、読み取り率が月3倍になります。単一配置では月1〜2件に留まりますが、3点セットで月5〜10件以上になる店舗が多いです。

  2. 02

    サイズと印刷品質の確保

    A6からA5サイズ、印刷解像度300dpi以上が標準です。スマートフォンのカメラから30cm程度の距離で、3秒以内に読み取れるサイズが目安です。白黒コントラストが不十分だとスキャンに失敗します。

  3. 03

    QRと一緒にメッセージを添える

    「ご感想をお聞かせください」「ご意見ご感想をお寄せください」といった短いメッセージを添えると、QRの目的が明確になります。何も書かないQRだけの配置は読み取り率が30%下がります。

  4. 04

    実機で読み取り確認

    iPhoneとAndroidの両機種、複数のブラウザで実機確認して、3秒以内に読み取れることを確認します。デジタル上での確認だけでなく、印刷後の実物でも必ずテストしてください。

  5. 05

    3ヶ月ごとにデザインと文言を見直す

    季節変動や来客数の変化に合わせて、QRのメッセージを更新します。「春の新メニューをお試しください」といった季節性を入れると、読み取り率がさらに上がります。

QRコード配置は「視線の流れ」「心理的ハードル」「タイミング」の3要素を設計してこそ、初めて機能します。

SECTION 04

店内での声かけタイミング|言葉選びが成否を左右

QRコードを置くだけでは月の獲得件数は伸びません。来店中の声かけが加わると、読み取り率が3倍から5倍に変わります。タイミングと言葉選びが鍵になります。

お見送りの直前が最も自然

食事や施術が終わり、お会計を済ませて、お見送りの瞬間が一番自然です。「本日はありがとうございました、よろしければGoogleに感想をいただけるとうれしいです」といった流れが、突然口コミを依頼される違和感を減らします。この瞬間が来店体験を振り返る最後のチャンスで、感動が最も新しいのです。

会計時のレジでの短い声かけ

会計の数字を伝えた直後、QRコードを指差しながら、「よかったらこちらから感想をお願いできますか」と添えます。伝票やQRコードと連動させることで、視線と動作が自然につながります。長い説明は不要で、1〜2文の短い声かけが効果的です。

施術中・食事中の自然な会話の流れ

美容室やサロンでは、施術中のお客様との会話の中で、口コミに関する話題を自然に入れる方法もあります。「お料理いかがでしたか」「お肌の調子はいかがですか」といった感想を聞く流れの中で、「もしご満足いただけたらお声いただけますとうれしいです」と依頼します。会話の中に埋め込むことで、単なる営業行為ではなく、相手の意見を聞きたいというスタンスが伝わります。

声かけのトーンが決定的

命令調や圧をかける言い方は逆効果です。「よろしければ」「お時間があるときに」というクッション言葉を添え、書かなくても問題ない雰囲気を作ることが大切です。書く・書かないの選択を顧客に委ねる姿勢が、結果的に書いてもらえる確率を上げます。スタッフの間で声かけのトーンを統一することで、どの担当者からでも自然な案内になります。

「書いてください」ではなく「書いていただけたら」という提案のトーンが、口コミ獲得率の差を生みます。

SECTION 05

来店後フォローメッセージの設計|二の矢の威力

来店中に声かけできても、すべてのお客様が店内でQRを読み取るわけではありません。そこで来店後のフォローメッセージが重要になります。来店から数時間以内に感謝と口コミ依頼を組み合わせたメッセージを送ると、来店中に書けなかった顧客も書いてくれる確率が高まります。CREVIA が支援した店舗では、フォローメッセージで月の獲得件数が30%増える傾向が見られています。

送るタイミングが決定的

来店当日の夜、または翌日の午前中がベストです。来店から3日以上経つと記憶が薄れ、開封率も下がります。スタッフが手動で送るのではなく、来店データから自動配信する仕組みが運用負担を減らします。来店人数が多い店舗は、自動配信システムの導入を検討してください。

メッセージの3ブロック構成

感謝・店舗からの一言・口コミ依頼の3ブロック構成にします。突然口コミ依頼ではなく、来店への感謝が先に来ることで、お客様の警戒心を下げられます。テンプレに固有名詞(お料理名、施術内容など)を入れると、機械的でない印象に変わります。個別化の工夫が開封率を10%以上高めます。

送信媒体の選び方

LINE公式アカウントが一番開封率が高いですが、お客様が登録していない場合はSMS、それも難しい場合はメールという順で選びます。送信前に必ずお客様の許可を取った経路を使うことが、迷惑メール扱いを避けるポイントです。送信権限と同意管理を厳密に行ってください。

返信があった場合の対応

フォローメッセージに対して返信が来ることがあります。これは口コミ獲得の前段階としても貴重な機会で、丁寧に返信することで、信頼感が深まります。返信内容が好意的であれば、その流れで口コミ依頼に進みます。3日以内の返信が重要で、遅れるとチャンスを失います。

  1. 01

    LINE公式アカウントで自動配信する

    LINE公式アカウントを導入すると、来店情報と連動した自動メッセージ配信が可能です。開封率がメール比で3〜5倍高く、見込み客からの反応も良好です。初期費用は月1000〜3000円程度です。

  2. 02

    感謝・一言・依頼の3ブロック構成

    第1ブロック「本日はありがとうございました」、第2ブロック「〇〇のご感想が印象的でした」、第3ブロック「よろしければご意見をお聞かせください」という流れが、自然な提案として受け取られます。

  3. 03

    来店当日の夜または翌朝に送信

    来店から12〜24時間以内の送信が効果的です。来店の余韻が新しいうちに、感謝と口コミ依頼が届くことで、書く動機が高まります。3日以上経つと開封率が30%以上低下します。

  4. 04

    固有名詞を必ず入れる

    「〇〇コースをご利用ありがとうございました」「〇〇料理をお褒めいただき」といった固有名詞を入れると、顧客満足度が15%上がるという調査結果があります。テンプレは固定化しても、名詞だけは個別化してください。

  5. 05

    返信への即対応体制

    フォローメッセージへの返信は24時間以内に返すことが重要です。返信がないと、一方的な営業メールという印象になります。返信担当者を決めて、対応漏れを防いでください。

来店後フォローメッセージは、店内での声かけを補完する重要な接点です。来店中に書けなかった顧客も、フォローがあれば書く確率が高まります。

SECTION 06

業種別の獲得チャネル配分|効果を最大化する組み合わせ

業種によって、口コミ獲得のチャネル設計が変わります。熊本県内で多い5業種について、現実的な組み合わせをまとめました。QRコード、声かけ、来店後フォローの3点セットは共通ですが、重み付けが異なります。

業種 QR設置場所 声かけタイミング 来店後フォロー 主要導線
飲食店 レジ横・メニュー裏・伝票 お見送り・会計時 LINE公式(当日夜) 来店当日の感動を活かしてQR読み取り → LINE返信で追い打ち
美容・サロン 施術後の会計周辺 施術中会話・お見送り 予約管理システム自動メール 担当スタッフからの依頼が最強 → スタッフ全員に声かけスクリプト共有
士業 相談室の壁・名刺 初回相談後・契約完了後 メール&匿名案内 クライアント実名回避 → 匿名投稿の案内が重要 → 2回タイミング設定
小売・雑貨 レジ横・商品棚 会計時の自然な声かけ メール/SMS 会計時が最後の接点 → その場での声かけが最重要 → フォロー率50%
クリニック・歯科 受付・診察カード裏 会計時(トーン配慮) 郵送案内・メール 医療機関の信頼性 → 無理な依頼厳禁 → 感謝スタンス重視

飲食店が高い獲得効率を出す理由

飲食店は来店フェーズが明確で、お見送り・会計という段階的な接点があるため、QRと声かけの組み合わせが最も効果的です。LINE公式アカウントとの連動で、来店当日の夜にフォローを送ることで、3点セットの効果が最大化します。月の来店数の5〜10%が新規口コミになる店舗が多いです。

美容・サロンの担当者依存の活かし方

美容・サロン業界では、担当スタッフからの依頼が最も効果的です。声かけスクリプトをスタッフ全員で読み合わせして、トーンを統一することが大切です。スタッフが口コミ獲得を自分の成績につながると理解すると、自発的に声かけが増えます。

士業の匿名化と2段階タイミング

クライアント実名が出ることを避ける業種のため、「匿名での投稿が可能です」という案内を必ず入れてください。初回相談後と契約完了後の2回、依頼タイミングを設けることで、複数の獲得機会を作ります。

飲食店は月5〜10%、美容サロンは月8〜12%、士業は月2〜4%が現実的な目標値です。業種別ベンチマークを参考に、自社の獲得率を改善してください。

SECTION 07

口コミ循環の設計図|獲得→返信→改善→再来店

口コミ運用の成熟度は、「獲得の数」ではなく「循環の質」で判断されます。一時的に数が増えても、改善につながらず、返信もなく、再来店も増えないなら、それは持続しません。CREVIA が支援した250社の中で、月の獲得が安定的に続く店舗には、5つの循環ステップが機能しています。

循環1:獲得(月初週)

QRコード、声かけ、来店後フォローの3点で新しい口コミを獲得します。月の来店数の3〜5%が新規口コミとして入る運用が目標です。来店100名の店舗なら月3〜5件、500名規模なら月15〜25件が現実的な数字です。獲得件数を毎日記録して、施策の効果を即座に把握します。

循環2:返信(獲得から3日以内)

獲得した口コミには3日以内に返信します。返信は感謝・改善・再来店案内の3ブロックで、テンプレを使いつつ固有名詞を必ず入れます。返信があることで、書いた顧客の満足度も上がり、リピート率につながります。返信率の目標は月80%以上、できれば95%以上です。

循環3:店舗内共有(毎週)

口コミの内容を店舗内で共有します。良い口コミはスタッフの励みになり、悪い口コミは改善のヒントになります。週1回30分の朝礼で、直近の口コミ全件を共有する運用が定着しやすいです。スタッフが「自分たちの声が反映される」と感じることで、口コミ対応への関心が高まります。

循環4:改善実行(月単位)

口コミから見えた改善点を、次の1ヶ月で実行します。改善内容を返信文や店内POPで顧客にも見せると、向き合っている店舗という印象が広がります。小さな改善を積み重ねることで、全体的な顧客体験が向上し、評価が上がります。

循環5:再来店と追加口コミ(2ヶ月目以降)

改善した店舗に再度来店した顧客は、追加の口コミを書いてくれる可能性が高まります。再来店時に前回の口コミに対するフォローを口頭で伝えると、信頼感が一段上がります。「あの時のご指摘を改善しました」という一言が、長期顧客化を加速させます。

5つの循環すべてが機能してこそ、口コミ運用は持続的な成長を見せます。獲得だけを追求すると、一時的な数の増加に留まります。

SECTION 08

獲得KPIと月次レビュー|数値で見える化する

口コミ獲得は数値で見える化することで、設計の精度が上がります。月次で4つのKPIを追うことで、施策の効果と改善点が明確になります。

KPI 1:月間新規口コミ件数

新しく書かれた口コミの数です。目標は来店数の3〜5%、来店100名の店舗なら月3〜5件です。先月比で動きを見ると、施策の効果が分かります。獲得件数が3ヶ月連続で前月割れしたら、施策の見直しが必要です。

KPI 2:平均評価(直近1ヶ月)

新規口コミだけで集計した平均評価です。全期間の平均と比較して、最近の評価が上がっているか下がっているかを把握します。0.2の変動で施策の方向が分かります。評価が下がっている場合、サービス品質に問題がないか確認してください。

KPI 3:QRコード読み取り率

QRコード経由でGoogleビジネスプロフィールにアクセスした件数を測定します。QRに短縮URLサービスを通すと正確に計測可能です。月の来店数に対する読み取り率が3%を超えていれば設置効果ありと判断できます。読み取り率が1%以下の場合、配置場所またはメッセージ文言を変更してください。

KPI 4:返信率

新規口コミに対する返信比率です。目標は月80%以上、できれば95%以上です。返信率が高いほど、見込み客から向き合っている店舗と認識されます。返信漏れが多い場合、返信担当者の負担が高くなっていないか確認して、体制を見直してください。

  1. 01

    月間新規口コミ件数を集計

    毎月1日に前月の新規口コミ件数をカウントします。来店数との比率(3〜5%)と比較して、施策の効果を判断します。先月比で前月割れが3ヶ月続いたら要改善です。

  2. 02

    平均評価の推移を記録

    新規口コミの平均評価を月単位で追います。0.2以上の変動が見られたら、サービス品質またはPR方法に変化があったことを示しています。改善方針の効果測定に使用します。

  3. 03

    QR読み取り率を計測

    短縮URLサービスの集計機能を使って、月の読み取り数を把握します。来店数の3%以上が目安です。読み取り率が低い場合、QRの配置場所やメッセージを変更してください。

  4. 04

    返信率を記録

    新規口コミに対する返信数÷新規口コミ件数で計算します。目標80%以上、理想的には95%以上です。返信漏れが多い場合、返信体制を強化してください。

  5. 05

    3ヶ月の推移で改善判定

    1ヶ月の変動は季節要因の影響を受けやすいため、3ヶ月の推移で判定します。3ヶ月連続で前月割れ、または改善が停滞していたら、施策の大きな見直しが必要です。

数値で見える化されない施策は、改善も成長も見込めません。月次でKPIを記録して、3ヶ月単位で方針を調整することが重要です。

SECTION 09

今週から始める3ステップ|完璧を待たずに動く

ここまで読んだ内容のうち、最初の3ステップはシンプルです。QRコード設置、声かけスクリプト共有、フォローメッセージの定型化。これらは今週の水曜日までに動かすことができます。完璧さを求めて着手を遅らせるより、70点の出来で動かして、3ヶ月で改善する方が現実的です。

ステップ1:QRコードを3箇所に設置する

レジ横、テーブルのメニュー裏、会計伝票の3箇所にQRコードを置きます。Googleビジネスプロフィールの口コミ用URLを使い、無料のQRコード生成サイトで作成します。実機で読み取り確認をしてから本印刷に進みます。A6サイズ印刷で予算は1箇所あたり500円程度です。

ステップ2:声かけスクリプトを店舗内で共有する

「本日はありがとうございました、よろしければGoogleに感想をいただけるとうれしいです」の基本スクリプトを店舗内で共有し、現場スタッフ全員で読み合わせます。トーンを揃えることで、誰が声かけしても一定の品質になります。朝礼で2分程度の読み合わせを週3回、3週間続けるとスタッフに定着します。

ステップ3:来店後フォローメッセージの定型化

LINE公式アカウントまたはメールで送る来店後フォローメッセージを2〜3パターン用意します。感謝・店舗からの一言・口コミ依頼の3ブロック構成で、来店当日の夜または翌日午前の自動送信を設定します。LINE公式アカウントは30日間無料で使用でき、初期設定は30分で完了します。

  1. 01

    QRコードを3箇所に置き、実機で読み取り確認

    今週中に実施可能。iPhoneとAndroidで3回ずつテストして、全て3秒以内に読み取れることを確認してから印刷に進みます。予算は合計1500円程度です。

  2. 02

    声かけスクリプトを店舗内で読み合わせ

    今週中に実施可能。朝礼で基本スクリプト1文をスタッフ全員で読み合わせます。3週間で自然な声かけが定着します。

  3. 03

    来店後フォローメッセージを2〜3パターン用意

    今週中に実施可能。感謝・一言・依頼の3ブロック構成で、飲食店向け・美容店向け・士業向けの3パターンを作成します。テンプレが決まれば、固有名詞の差し込みだけで回用できます。

  4. 04

    月間新規口コミ件数を毎月集計

    来月から実施可能。毎月1日にGoogleビジネスプロフィールの口コミを確認し、新規件数をスプレッドシートに記録します。3ヶ月分が出揃ったら、施策の効果が判定できます。

  5. 05

    3ヶ月後に設計を見直し改善

    3ヶ月分のKPIが出揃ったら、獲得件数・平均評価・読み取り率・返信率の4項目を見直します。改善点が見つかれば、次の3ヶ月で施策を更新します。

完璧さは敵です。70点の出来で動かして、3ヶ月で改善する方が、6ヶ月かけて完璧を目指すより結果が出ます。

SUMMARY

まとめ|口コミ循環で月3倍から5倍を実現する

Google口コミを自然に増やすには、QRコード・声かけ・来店後フォローの3点セットを循環として組み立てます。Googleポリシーに違反しない範囲で、感謝と提案の流れの中で口コミを書いてもらう設計が、長期的に成果を生みます。本記事の内容を実装すれば、月の来店数の3〜5%が新規口コミとして入る運用が現実的です。

  1. 1

    QRコードは3箇所に置き、声かけと組み合わせる

    配置場所と声かけタイミングを組み合わせることで、読み取り率が3倍になります。レジ横・メニュー裏・伝票の3点セットが標準です。

  2. 2

    来店後フォローは当日夜または翌日午前に送信

    来店の感動が新しいうちにフォローが届くことで、書く動機が高まります。3日以上経つと開封率が30%低下します。

  3. 3

    業種特性に合わせて重み付けを調整する

    飲食店は声かけとQRの重み付けが高く、美容は担当者依存、士業は二段階タイミングが有効です。業種ごとの特性を活かしてください。

口コミは仕組み化と現場の納得感の両輪で増えます。CREVIAでは、QRコード設計から運用までを一体で支援可能です。設計から月次レビューまで、ご要望に応じてご対応いたします。無料の現状診断から始めることをおすすめします。

SECTION 10

よくある質問

Q. Google口コミを増やす一番効果的な方法は何ですか

QRコード設置と来店時の自然な声かけ、来店後の感謝メッセージの3点セットがもっとも効果的です。単独で何かをやるより、3つを循環として回す方が継続的に口コミが増えます。月の来店数の3〜5%が新規口コミとして入る運用が現実的な目標で、来店100名なら月3〜5件、500名なら月15〜25件が目安です。

Q. 口コミの謝礼を渡してもいいですか

Googleのポリシー違反になる可能性が高いため、現金やクーポンの直接的な謝礼は推奨しません。代わりに、もう一度来店していただける雰囲気作りに労力を使う方が長期的に効きます。違反が見つかった場合、ビジネスプロフィール全体が失われるリスクがあるため、安全側に倒す判断が重要です。

Q. QRコードはどこに置くのが効果的ですか

会計時のレジ横、テーブルのメニュー裏、お会計の伝票が一番反応がよい3点です。お客様が来店の余韻に浸っているタイミングで目に入る位置が理想的です。サイズはA6〜A5程度、QRと一緒に「ご感想をお聞かせください」というメッセージを添えると、案内として機能します。

Q. 声かけはいつが自然ですか

お見送りの際、または会計時の挨拶に組み込むのが自然です。突然口コミをお願いされると顧客は身構えるため、感謝の言葉に続けて軽く依頼する流れが効果的です。「よろしければ」「お時間があるときに」といったクッション言葉を使うと、心理的ハードルが下がり、書く確率が高まります。

Q. 口コミが月にどれくらい増えれば良いですか

店舗の来客数によりますが、来客数の3〜5%が新規口コミとして入る運用が現実的な目標です。来客100名の店舗なら月3〜5件、500名規模なら月15〜25件が目安です。先月比で動きを見ると、施策の効果がわかります。3ヶ月連続で前月割れしたら、施策の見直しが必要です。

Q. CREVIAでは口コミ獲得をどのように支援していますか

株式会社CREVIAが対応可能です。熊本県内250社以上の支援実績で、QRコード設計、店内声かけスクリプト作成、来店後フォローメッセージのテンプレ提供、月次のKPIレビューまでを一体で支援しています。無料の現状診断からご要望に応じて対応します。

監修:株式会社CREVIA CEO 西田 聖司

西田聖司

この記事の監修者

西田 聖司

株式会社CREVIA   CEO(最高経営責任者) / Web業界歴20年以上・累計支援2,000社以上

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