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構造化マークアップのエラー確認・修正方法|リッチリザルトが表示されない原因とSearch Console・リッチリザルトテストの使い方

「構造化マークアップを実装したのにリッチリザルトが表示されない」「リッチリザルトテストでエラーが出ているが意味がわからない」「Search Consoleに『エラー』と出ているが何を直せばいいのかわからない」

この記事では、構造化マークアップのエラー確認・修正方法を、GoogleリッチリザルトテストとSearch Consoleの使い方から、よくあるエラーの種類・原因・具体的な修正手順までわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • リッチリザルトが表示されない5つの主な原因
  • Googleリッチリザルトテストの使い方・画面の見方
  • Search Consoleの「拡張」レポートでのエラー確認方法
  • エラー・警告・有効の違いと対処の優先順位
  • よくあるエラーの種類と具体的な修正方法
  • 修正後にGoogleへ再クロールをリクエストする方法
  • 継続的な監視・メンテナンスの方法

1. リッチリザルトが表示されない5つの主な原因

― まず「どの原因に該当するか」を切り分けることが最初のステップ ―

構造化マークアップを実装してもリッチリザルトが表示されない場合、原因は大きく5つに分類できます。それぞれ対処方法が異なるため、まず原因を特定することが重要です。

1
Googleのクロール・インデックスがまだ行われていない

実装直後はGoogleがページをクロールするまで数日〜最大1か月かかる場合があります。リッチリザルトテストで「有効」なのに検索結果に反映されていない場合は、この原因が最も多いです。対処:Search Consoleから「インデックス登録をリクエスト」でクロールを促す。

2
JSON-LDコードに構文エラーがある

カンマの抜け・括弧の不一致・シングルクォートの誤使用など、JSON形式の構文が正しくない場合はGoogleが構造化データを認識できません。対処:リッチリザルトテストでURLを検証し、エラー箇所を特定して修正する。

3
必須プロパティが欠如している

各タイプにはGoogleが定める必須プロパティがあり、一つでも欠けているとリッチリザルトの対象外になります。たとえばFAQPageならmainEntity・name・text、Productならname・offersのprice・priceCurrencyが必須です。対処:リッチリザルトテストのエラーメッセージに従って不足プロパティを追加する。

4
ページ内容と構造化データの内容が一致していない

FAQPageに記述した質問・回答がページ上に表示されていない、Productの価格がページ上の表示と異なるなど、コンテンツとの不一致はGoogleのガイドライン違反として検出されます。対処:ページ上に表示されているコンテンツと構造化データの内容を一致させる。

5
Googleのスパムポリシー・品質ガイドライン違反

誇大表現・虚偽の評価・存在しないコンテンツの構造化など、Googleのポリシーに違反していると判断された場合はリッチリザルトの表示が除外されます。対処:Search Consoleの「手動による対策」レポートを確認し、違反内容を修正して再審査リクエストを送る。

確認の順番:リッチリザルトテスト → Search Console → コンテンツ確認

まずリッチリザルトテストでコードレベルのエラーを確認し、次にSearch ConsoleでGoogleのクロール結果を確認し、最後にページのコンテンツとの一致を目視で確認する、という順番で進めるのが最も効率的です。

2. Googleリッチリザルトテストの使い方・画面の見方

― 実装後に必ず使う一次確認ツール。URLを入れるだけ ―

Googleリッチリザルトテストsearch.google.com/test/rich-results)は、URLまたはHTMLコードを入力するだけで、そのページの構造化データが正しく認識されているか・どんなエラーがあるかを即座に確認できる無料ツールです。

操作手順

STEP 1:URLを入力して「URLをテスト」をクリック
確認したいページのURLをテキストボックスに貼り付けて「URLをテスト」ボタンをクリックします。コードを直接貼り付けて確認する「コードをテスト」モードも使用できます(WordPressに貼り付ける前の事前確認に便利)。
STEP 2:検出されたアイテムを確認する
テスト完了後、画面左側に「検出されたアイテム」として認識されたスキーマタイプの一覧が表示されます。期待するタイプ(FAQPage・LocalBusiness等)が表示されていることを確認します。表示されない場合はコードが正しく読み込まれていない可能性があります。
STEP 3:エラー・警告の内容を確認する
各タイプをクリックすると右側に詳細が展開されます。赤い「エラー」と黄色い「警告」がそれぞれ何件あるかを確認し、メッセージの内容に従って修正を行います。

画面に表示される項目の意味

表示 意味 リッチリザルトへの影響
エラー(赤) 必須プロパティが不足・構文が不正 リッチリザルト表示不可
警告(黄) 推奨プロパティが不足 表示される場合もあるが不完全
有効(緑) 必須プロパティがすべて揃っている リッチリザルト表示の対象

「有効」でも必ずリッチリザルトが表示されるわけではない

リッチリザルトテストで「有効」と表示されることは「リッチリザルト表示の対象である」ことを意味しますが、表示を保証するものではありません。Googleはページの品質・コンテンツの充実度・競合状況などを総合的に判断して最終的な表示可否を決定します。有効になったら数週間様子を見てください。

3. Search Consoleでのエラー確認方法

― サイト全体の構造化データを継続的に管理する本命ツール ―

Search Consoleの「拡張」セクションでは、サイト全体で実装されている各スキーマタイプのエラー数・警告数・有効ページ数をタイプ別に一覧で確認できます。リッチリザルトテストが「1ページ単位の確認」であるのに対し、Search Consoleは「サイト全体の継続管理」に使います。

「拡張」レポートの確認手順

STEP 1:Search Console を開く
Google Search Consoleにログインし、対象のサイトを選択します。
STEP 2:左メニューの「拡張」セクションを開く
左側のナビゲーションメニューに「拡張」という項目があり、その下に実装済みのスキーマタイプ(FAQPage・パンくずリスト・商品など)が一覧で表示されています。
STEP 3:確認したいタイプをクリックして詳細を見る
各タイプをクリックすると「エラー・警告・有効」のページ数推移グラフと、エラーが発生しているページのURLリストが表示されます。エラーの件名をクリックするとその原因の説明が確認できます。
STEP 4:エラーが出ているURLを確認・修正する
エラーURLをクリックすると「URL検査」に遷移し、そのページの詳細情報と構造化データの状態を確認できます。修正後は「インデックス登録をリクエスト」でクロールを促します。

「手動による対策」レポートの確認も忘れずに

Search Consoleの左メニュー「セキュリティと手動による対策」→「手動による対策」に、Googleが手動でスパム判定を行った場合の通知が届きます。構造化データのガイドライン違反(虚偽情報・誇大表現など)もここに通知されるため、リッチリザルトが突然表示されなくなった場合は必ず確認してください。

手動対策を受けた場合:原因となる違反内容を修正 → 「再審査リクエスト」を送信 → Googleの審査(通常数日〜数週間)→ 問題なければ解除される

2つのツールの使い分けまとめ

リッチリザルトテスト
実装直後・修正直後の一次確認。「今のコードにエラーがあるか」をリアルタイムで確認。1ページ単位。
Search Console
サイト全体の継続監視。「Googleがクロールした時点のデータ」を確認。複数ページ一括管理。月1回程度のチェックを推奨。

4. エラー・警告・有効の違いと対処の優先順位

種別 原因 リッチリザルト 対処優先度
エラー 必須プロパティ不足・構文エラー・ガイドライン違反 表示されない 最優先
警告 推奨プロパティ不足(imageやdescriptionなど) 不完全な形で表示される場合あり できれば対応
有効 必須プロパティが揃っている 表示対象(確約ではない) 対応不要

複数タイプにエラーがある場合の修正優先順位

① 最優先
FAQPage・LocalBusiness・Article
(検索結果への影響が大きいタイプ)
② 次点
Product・Event・JobPosting
(ビジネス直結・集客に関わるタイプ)
③ 最後
BreadcrumbList・HowTo
(間接的な効果が主なタイプ)

5. よくあるエラーの種類と具体的な修正方法

― エラーメッセージ別に修正方法を解説 ―

エラー①「必須プロパティ “name” がありません」など必須プロパティ系

原因:そのタイプに必須のプロパティが記述されていない、またはプロパティ名の綴りが間違っている(例:nmaeなど)。

修正方法:エラーメッセージに記載されているプロパティ名を確認し、JSON-LDに追加する。プロパティ名の綴りを正確に確認する(大文字・小文字も区別される)。

// ✗ エラー例(nameがない)
{
  "@type": "LocalBusiness",
  "url": "https://example.com"
}

// ✓ 修正例(nameを追加)
{
  "@type": "LocalBusiness",
  "name": "会社名",
  "url": "https://example.com"
}

エラー②「JSON解析エラー」「無効なJSON」など構文エラー系

原因:カンマの付け忘れ・余分なカンマ・括弧の不一致・シングルクォートの使用など、JSONの構文ルール違反。

修正方法:JSONの構文チェッカー(JSONLintなど)にコードを貼り付けてエラー行を特定する。

// ✗ エラー例(最後にカンマ)
{
  "name": "会社名",
  "url": "https://example.com",  <-- NG
}

// ✓ 修正例(末尾カンマを削除)
{
  "name": "会社名",
  "url": "https://example.com"
}

エラー③「フィールド “offers” の “price” が必要です」など入れ子構造の必須プロパティ

原因:Productのoffers内にpricepriceCurrencyが必要など、子オブジェクト内の必須プロパティが不足している。

修正方法:エラーメッセージの「フィールド名」がどのオブジェクトに属するかを確認し、該当する入れ子の中に必須プロパティを追加する。

// ✗ エラー例(priceがない)
"offers": {
  "@type": "Offer"
}

// ✓ 修正例(price・priceCurrencyを追加)
"offers": {
  "@type": "Offer",
  "price": "12800",
  "priceCurrency": "JPY"
}

警告「推奨プロパティ “image” が見つかりません」など推奨プロパティ系

原因:必須ではないがGoogleが推奨するプロパティ(image・description・dateModifiedなど)が記述されていない。リッチリザルトの表示自体は可能だが、表示内容が不完全になる場合があります。

修正方法:警告に記載されているプロパティを追加する。imageはページのOGP画像URLを、descriptionはメタディスクリプションと同じ内容を使用して問題ありません。

エラー④ ページコンテンツと構造化データの内容不一致(目視確認が必要)

確認ポイント:以下の項目を目視でページと構造化データを照合します。

  • FAQPageの質問・回答がページ上に表示されているか
  • Productの価格・在庫状況がページ上の表示と一致しているか
  • Eventの開催日時・場所がページ上と一致しているか
  • ReviewのratingValueがページ上に実際の評価として表示されているか
  • LocalBusinessの住所・電話番号・営業時間がページ上と一致しているか
重要:構造化データはページ上のコンテンツの「補足説明」です。ページに存在しない情報を構造化データだけに記述することはGoogleのガイドライン違反になります。

6. 修正後にGoogleへ再クロールをリクエストする方法

― 修正しただけでは不十分。Googleに「確認してください」と伝える ―

エラーを修正しただけでは、Googleが次にそのページをクロールするまで変更が反映されません。Search Consoleから再クロールをリクエストすることで、反映を早めることができます。

URL検査からインデックス登録をリクエストする手順

STEP 1
Search Console の左メニュー上部の検索ボックス(または「URL検査」ツール)に修正したページのURLを入力してEnter。
STEP 2
URL検査の結果画面で「インデックス登録をリクエスト」ボタンをクリックする。
STEP 3
「リクエストの送信が完了しました」と表示されれば完了。数日〜1週間後にSearch Consoleの拡張レポートで「エラー」が「有効」に変わったことを確認する。

リクエスト後の反映目安
通常数日〜1週間。サイトの規模・クロール頻度によって異なります。1日に何度もリクエストしても効果は変わりません。1回リクエストして数日待つのが正しい対応です。
XMLサイトマップの送信も有効
Search Console の「サイトマップ」から最新のXMLサイトマップを送信することで、Googleにサイト全体の更新を通知できます。大量ページを更新した場合はこちらも合わせて実施してください。

7. 継続的な監視・メンテナンスの方法

― 「実装して終わり」ではなく定期的な確認が必要 ―

構造化マークアップは実装後もサイトの更新・WordPressのアップデート・プラグインの変更などによってエラーが新たに発生することがあります。特に以下のタイミングで必ず確認してください。

確認が必要なタイミング

WordPressテーマ・プラグインの更新後
header.phpを子テーマ以外で編集していた場合、更新で上書きされてJSON-LDが消えている可能性があります。
ページのコンテンツを更新した後
FAQの質問・回答・商品価格・営業時間などを更新した際は、構造化データの内容も合わせて更新されているか確認します。
リッチリザルトが突然消えた場合
表示されていたリッチリザルトが消えた場合は、エラーの発生・手動対策の適用・Googleのアルゴリズム変更のいずれかが原因の可能性があります。
月1回の定期チェック
Search ConsoleのURLを月に1度確認し、「拡張」セクションのエラー数が増えていないかを定期的にチェックすることを推奨します。

メンテナンスのチェックリスト

確認項目 頻度
Search Consoleの「拡張」レポートでエラー数を確認 月1回
WordPressアップデート後にJSON-LDが消えていないか確認 更新のたびに
FAQ・価格・営業時間などを更新した際に構造化データも更新 コンテンツ更新時
新しいFAQ・サービスページを追加した際に構造化データを実装 ページ追加時
Search Consoleの「手動による対策」レポートを確認 月1回

8. CREVIAの構造化マークアップ実装・改善サービス

― エラー対応・修正・継続管理まで一括でお任せください ―

「自分で修正してみたがまだエラーが消えない」「Search Consoleに大量のエラーが出ていてどこから手をつければいいかわからない」「継続的な管理を任せたい」という場合は、CREVIAにご相談ください。

現状の構造化データ診断
サイト全体の構造化マークアップの実装状況・エラー数・不足タイプを診断し、優先度順に改善提案を行います。
エラー修正・再実装
既存のエラーを修正し、不足タイプの追加実装を行います。修正後はリッチリザルトテスト・Search Consoleで「有効」になるまでフォローします。
SEO・GEO対策との一体運用
構造化マークアップの管理をSEO対策・GEO対策(AI検索最適化)と一体で継続実施。構造化データの更新・コンテンツ連携まで包括的に対応します。

「Search Consoleにエラーが出ている」「リッチリザルトが表示されない」

現状のサイトの構造化データを無料で診断します。まずはお気軽にご相談ください。

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9. よくある質問(FAQ)

Q. リッチリザルトテストで「有効」なのに検索結果に表示されないのはなぜですか?
リッチリザルトテストで「有効」と表示されても、実際の検索結果に反映されるまで数日〜最大1か月かかる場合があります。また、Googleはすべての有効ページにリッチリザルトを表示するわけではなく、ページの品質・コンテンツの質・競合状況などを総合的に判断して表示可否を決定します。Search Consoleの「URL検査」からインデックス登録をリクエストしてクロールを促した上で、数週間様子を見てください。

Q. Search Consoleとリッチリザルトテストでエラーの内容が違います。どちらを信じるべきですか?
両ツールは役割が異なります。リッチリザルトテストは「今この瞬間のコード」を検証するリアルタイムツールです。Search Consoleは「Googleが実際にクロールした時点のデータ」を反映するため、最後のクロール以降に修正した場合はSearch Consoleに反映されるまでタイムラグがあります。コードを修正した直後はリッチリザルトテストで確認し、数日後にSearch Consoleで最終確認するという使い分けが適切です。

Q. 「必須プロパティがありません」というエラーが出ました。何を追加すればいいですか?
リッチリザルトテストのエラーメッセージに「どのタイプの・どのプロパティが・何個必要か」が表示されます。たとえばFAQPageなら「mainEntity(必須)」「Question内のname(必須)」「acceptedAnswer内のtext(必須)」が揃っているかを確認してください。Googleのschema.orgドキュメントで各タイプの必須プロパティ一覧を参照することもできます。

Q. 構造化データのエラーを修正したら、Googleにすぐ通知できますか?
修正後はSearch Consoleの「URL検査」でそのページのURLを入力し、「インデックス登録をリクエスト」をクリックすることでGoogleのクロールを促すことができます。ただしリクエスト後も実際にクロール・インデックスされるまでには数日かかる場合があります。Search Consoleの拡張レポートで「エラー」が「有効」に変わったことを確認できれば修正完了です。

Q. エラーが多すぎて何から直せばいいかわかりません。優先順位はありますか?
修正の優先順位は①エラー(必須プロパティ欠如・コード構文エラー)→②警告(推奨プロパティ欠如)→③その他の改善、の順です。特にFAQPage・LocalBusiness・Articleのエラーは検索結果への影響が大きいため最優先で修正してください。ページ数が多い場合はSearch Consoleで「エラーが最も多いタイプ」から着手すると効率的です。

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