東京のホームページ制作|費用・会社比較・23区/多摩の発注チェック
東京でホームページ制作会社を選ぶときは、制作料金の総額ではなく、取材・撮影・原稿・CMS・計測・公開後の改善までを同じ条件にそろえて比較することが重要です。23区と多摩では訪問や撮影の移動条件が変わり、BtoB、店舗、採用でも必要なページ構成は異なります。本記事では、見積もりのそろえ方、地域特性を踏まえた発注条件、公開後90日の評価方法まで、依頼前に判断できる形で整理します。
CREVIAは熊本を拠点とする制作会社です。東京に事務所があるという案内ではなく、打ち合わせと設計はオンラインを中心に進め、現地での取材・撮影が必要な場合は、訪問範囲、交通費、撮影日数、再撮影条件を事前に確認します。
SECTION 01
東京で制作会社を探す前に決める3項目
最初に決めるのは「見た目」ではなく、誰のどの行動を増やすかです。ここが曖昧なまま相見積もりを取ると、会社ごとに前提が変わり、金額も提案内容も比較できません。
1. 問い合わせ、来店、採用のどれを優先するか
BtoB企業なら商談につながる問い合わせ、店舗なら予約や来店、採用サイトなら応募前の不安解消が中心です。三つを同じページで同時に強く訴求すると、読者ごとの入口と次の行動がぼやけます。優先目的を一つ決め、残りは別の導線へ分けます。
2. 対象商圏をどこまでにするか
東京全域を対象にするのか、23区内の法人を対象にするのか、多摩地域の生活圏を対象にするのかで、必要な事例、地名、アクセス情報が変わります。サービス提供範囲と検索で見つけてもらいたい範囲を一致させます。
3. 社内で更新できる範囲を決める
お知らせ、事例、採用情報、料金、スタッフ紹介など、更新頻度が高い項目を先に洗い出します。CMSが入っていても、どこまで安全に変更できるか、画像サイズや公開承認を誰が管理するかまで決まっていなければ運用は止まります。
SECTION 02
制作費は総額ではなく、見積もりの範囲をそろえて比較する
ホームページ制作の見積もりは、ページ数が同じでも調査、取材、原稿、撮影、CMS、公開後支援の有無で変わります。「一式」の金額だけで比べず、次の項目を同じ列に並べて確認します。
| 比較項目 | 見積もりで確認する内容 | 不足した場合の影響 |
|---|---|---|
| 戦略・設計 | 競合調査、検索意図、サイト構造、計測設計 | 作るページは決まっても、誰に何を伝えるかが曖昧になる |
| 取材・原稿 | 取材回数、原稿作成者、確認回数、最終承認者 | 一般論が増え、自社の強みや判断材料が伝わらない |
| 写真・動画 | 撮影場所、拘束時間、交通費、使用権、元データ | 追加費用や公開後の素材利用制限が発生する |
| CMS | 更新可能範囲、権限、操作説明、バックアップ | 軽微な更新でも制作会社への依頼が必要になる |
| SEO・AI検索 | 情報構造、著者・監修、一次情報、構造化データ | 検索エンジンやAIが内容の根拠を判断しにくい |
| 公開後 | 保守、解析、改善提案、修正範囲、契約期間 | 公開後に数値を見ても改善の責任者がいない |
| 所有権 | ドメイン、サーバー、ソース、写真、解析データ | 移管やリニューアル時に資産を引き継げない |
CREVIAの制作料金は、サービスページで「制作費30万円から」と案内しています。実際の金額は取材・撮影・ページ数・機能・公開後運用の範囲で変わるため、最低価格だけでなく含まれる作業を確認してください。
SECTION 03
23区・多摩で確認したい取材と撮影の条件
東京向けページの固有性は、地名を増やすことではなく、現地で必要になる制作条件を明確にすることで生まれます。複数店舗、オフィス、工場、採用現場を撮影する場合は、場所数と移動時間を見積もりへ含めます。
- 撮影場所数:同日に回れる場所と別日が必要な場所を分ける
- 入館条件:ビルの搬入、撮影許可、セキュリティ、人物の同意を確認する
- 再撮影条件:天候、商品入れ替え、人員変更時の扱いを決める
- 素材の権利:Web、SNS、広告、採用資料で再利用できる範囲を決める
- 多摩地域の移動:駅から離れた施設や複数拠点では、車両・拘束時間を確認する
オンライン中心の制作会社へ依頼する場合でも、現地情報の取得方法が決まっていれば品質は保てます。社内担当者による素材収集、オンライン取材、現地カメラマンの手配、制作担当者の訪問のどれを使うかを、企画段階で選びます。
SECTION 04
BtoB・店舗・採用では入口ページを分ける
東京という大きな商圏では、同じ会社でも検索する人の目的が大きく異なります。すべてをトップページへ詰め込まず、入口と判断材料を目的別に分けます。
| 目的 | 最初に示す情報 | 次の行動 |
|---|---|---|
| BtoB商談 | 対応課題、業界知識、支援範囲、事例、担当体制 | 相談、資料請求、要件共有 |
| 店舗集客 | メニュー、料金、営業時間、場所、予約条件、口コミへの対応 | 予約、電話、地図、空き状況確認 |
| 採用 | 仕事内容、教育、評価、働く人、選考、よくある不安 | 募集要項確認、見学、応募 |
AI検索への対応でも同じです。会社概要、サービス条件、料金の考え方、事例、監修者、更新日が分かれているほど、回答の根拠として参照しやすくなります。検索語を大量に並べるのではなく、質問に対する短い結論と、その根拠となる具体情報を同じページ内に置きます。
SECTION 05
制作会社の実績は「自社案件に置き換えられるか」で読む
掲載件数や受賞歴だけでは、自社との相性は判断できません。実績を見るときは、業種、顧客の検討期間、商圏、問い合わせ単価、更新体制が自社に近いかを確認します。
- 課題:制作前に何が問題だったか
- 変更:どのページ、文章、写真、導線を変えたか
- 計測:公開前後で何を比較したか
- 期間:いつからいつまでを見たか
- 担当:公開後の更新と改善を誰が行ったか
成果数値がある場合は、分母、対象期間、広告の有無、サイト全体か特定ページかを確認します。数字が無い実績でも、課題と実施内容が具体的なら、制作会社の考え方は判断できます。
SECTION 06
公開後90日は、順位だけでなく相談までの経路を見る
公開直後は検索順位だけで結論を出さず、計測が正しく動いているか、対象ページが検索されているか、読者が次の行動へ進めているかを順番に確認します。
0〜30日:計測と表示の確認
フォーム、電話、予約、地図、資料請求の計測と、主要端末での表示を確認します。
31〜60日:検索意図とのずれを確認
表示された検索語とページ内容を照らし、答えが不足する見出しを補います。
61〜90日:相談導線を改善
閲覧はあるのに相談が少ないページを特定し、料金、事例、よくある不安、CTAの順番を見直します。
SECTION 07
業種別に、発注時の確認事項を具体化する
「東京の企業向け」という括りだけでは発注条件を決められません。顧客の検討方法と社内の運用体制に合わせて、必要なページと制作工程を具体化します。
法人向けサービス・SaaS
機能紹介だけでなく、対象となる課題、利用部門、導入までの流れ、セキュリティ、サポート、料金の考え方を分けます。資料請求と商談予約を同じフォームにせず、検討段階に応じて入口を用意します。制作会社には、営業資料とWebページの役割をどう分けるか、商談化まで何を計測するかを確認します。
複数店舗を持つサービス業
全店共通のメニュー・方針と、店舗ごとの営業時間・スタッフ・予約・アクセスを分けます。店舗情報を各ページへ直接書き込むだけでは、変更時に更新漏れが起きます。共通データから参照できる設計、店舗側の変更申請、本部承認、Googleビジネスプロフィールとの照合を要件に含めます。
採用を優先する中小企業
会社紹介を増やすより、仕事内容、入社後の教育、評価、配属、働く人、選考、見学可否を具体化します。営業向けの顧客事例と、求職者向けの仕事事例は役割が異なります。応募数だけでなく、募集要項閲覧、社員紹介閲覧、説明会・見学、応募完了までを確認します。
専門性の高い士業・医療・コンサルティング
法令・広告規制・守秘義務を確認し、一般情報と個別相談の境界を明記します。誰が記事を執筆・監修し、いつ更新し、制度変更時に誰が確認するかを決めます。断定的な成果表現ではなく、対応範囲、相談の流れ、必要資料、費用の確認方法を示します。
業種名だけを入れ替えたページを増やすのではなく、顧客が判断する順番と社内で更新できる情報が変わる場合にだけ、専用ページを作ります。
SECTION 08
提案書は、課題から公開後改善まで一本につながっているかを見る
良い提案書は、流行の機能やデザインを並べるのではなく、現状の課題、対象顧客、必要な情報、ページ構成、制作工程、計測、公開後の改善が因果関係でつながっています。次の順に読み、途中が抜けていないか確認します。
- 現状:誰がどの場面で困り、既存サイトの何が不足しているか
- 仮説:不足情報や導線を整えると、どの行動が変わると考えるか
- 制作:その仮説を確かめるために、何を取材・撮影・設計するか
- 計測:表示、閲覧、問い合わせ、予約、商談のどこを確認するか
- 改善:数値や相談内容が想定と違った場合に、誰が何を変えるか
この流れがあれば、公開時点で完成とみなさず、事実に基づいて修正できます。反対に「最新デザイン」「AI対応」「SEO対策」という名称だけで工程や確認方法が示されていない場合は、具体的な作業内容を質問してください。
SECTION 09
東京のホームページ制作・依頼前チェックリスト
- 最優先の目的が問い合わせ、来店、採用のどれか決まっている
- 23区、多摩、全国など対象商圏が明確になっている
- 見積もりの調査、取材、原稿、撮影、CMS、計測条件をそろえた
- 撮影場所、交通費、使用権、再撮影条件を確認した
- ドメイン、サーバー、ソース、写真、解析データの所有者を確認した
- 公開後の担当者、修正範囲、契約期間を確認した
- 実績を自社の業種、商圏、顧客行動に置き換えて確認した
- 成果保証ではなく、計測と改善の方法を確認した
この八項目を同じ書式で候補各社へ確認すると、価格だけでは見えない差を比較できます。
SOURCE
地域データと確認日
東京都総務局統計部の「令和3年経済センサス‐活動調査 東京都概況」では、2021年6月1日時点の都内民営事業所を62万8239事業所、東京都に本社等を有する企業等を45万3145企業としています。事業者数の大きい市場だからこそ、知名度だけでなく、自社と近い商圏・顧客行動・運用条件で制作会社を比べる必要があります。
- 東京都総務局統計部「令和3年経済センサス‐活動調査報告(東京都概況)」(2026年7月22日確認)
東京での制作会社選びは、候補数を増やすことより、同じ条件で比較できる発注書を作ることから始まります。目的、商圏、取材・撮影、更新、計測、所有権を先に決めれば、知名度や最低価格だけに左右されず、自社の運用に合う提案を選べます。
編集・確認:株式会社CREVIA。この記事は制作会社の選定方法を整理するもので、検索順位や問い合わせ成果を保証するものではありません。
