ホームページのリンク切れの見つけ方と直し方|404を放っておかない
ホームページのページを削除したり、アドレスを変えたりした後、以前のリンクが残っていないか気になりませんか。とくに問い合わせや予約へ進む途中で行き止まりになると、訪問者は必要な情報にたどり着けません。まずは「どのURLが表示できないか」だけでなく、「どこに置いたリンクから来たか」を一緒に記録することが大切です。
確認する対象を洗い出したら、問い合わせ・予約・料金に関わる導線から順に、リンク先を直すのか、ページを戻すのか、移転先へ転送するのかを選びます。Search Consoleなどで見つけた候補も、実際のリンクとページの状態を照合してから判断しましょう。修正後は訪問者と同じ順路をたどり、目的のページまで進めるか確かめます。
SECTION 01
リンク切れを疑ったら、最初に何を記録する?
リンク先が開けないと気づいたら、まず「どのURLが表示できなかったか」と「どこからそこへ進んだか」を分けて記録します。表示できないURLだけを見ても、リンクの記載違いなのか、ページの移動や削除が関係するのかは決められません。訪問者が押したリンクの入口を残しておくと、後で実際の導線をたどり直せます。
URLとクリックした場所を一組で残す
例えば、サービス紹介から料金案内へ進めなかった場合は、料金案内のURLだけでなく、サービス紹介のどの文言やボタンを押したかも控えます。同じ行き先へのリンクがメニューと本文の両方にあれば、それぞれを別の入口として記録します。片方だけを直して、もう片方を見落とすことを避けるためです。
最初の記録は、次の項目に分けると照合しやすくなります。
- 開こうとしたURLと、そのリンクがあるページ
- 押した場所が分かる文言やボタンの位置
- クリック後に表示された内容と、確認したときの状況
表示結果を見てから原因を切り分ける
「404」と表示された場合も、その文字だけで修正方法を決めず、記録した入口からもう一度進みます。リンク元を開けるなら、そこに書かれた行き先と、実際に移動した先を見比べてください。表示できないページを直接開いた場合は、サイト内のどこから案内されているかも探します。
まず必要なのは、エラー表示の一覧ではなく、訪問者が進めなかった道筋の記録です。URLと入口を組にしておけば、次に点検するページも選びやすくなります。
SECTION 02
どのページからリンク点検を始める?
点検は、サイト内のすべてのリンクを同じ順番で見るより、訪問者が普段どこから目的のページへ進むかをたどるところから始めます。自社サイトのメニューを開き、サービス紹介や料金案内を経て、連絡や申込みに進む経路を書き出してください。実際には使っていない導線を想定して点検表を埋める必要はありません。
メニューから主要な案内ページへ進む
最初にメニューの各項目を押し、表示されたページの本文にある次の案内もたどります。サービス紹介から詳細ページへ、詳細ページから料金案内へ進むなど、訪問者の操作をひと続きで確かめると、入口は開けても途中で止まる箇所を見つけやすくなります。前節で記録したリンク元があれば、そのページを点検経路に加えます。
連絡や申込みの入口は実際の仕組みに合わせる
問い合わせページや予約への入口があるサイトでは、そこへ進むボタンや文章中のリンクを優先してたどります。料金ページがあるなら、料金を読んだ後にどこへ進めるかも見ます。一方、予約の仕組みがないサイトに予約用の項目を設けても、点検すべきリンクは増えません。自社のページ構成に合わせて対象を選んでください。
点検する入口は、サイトに存在するものから選びます。
- メニューから主要ページへのリンク
- サービス紹介や料金案内の本文・ボタンから次のページへのリンク
- 問い合わせ・予約など、実際に設けている行動の入口
点検する範囲は、既存のページ名を並べるだけでなく、利用者が目的地までたどる順序で決めます。手で確認した経路を残しておくと、後から見つかった候補をどの入口で確かめるかも明確になります。
SECTION 03
Search Consoleで見つけたURLをどう確かめる?
Search ConsoleでURLを見つけたら、そのURLを修正が必要と決まったものではなく、確かめる候補として控えます。画面名や操作手順、どの範囲が表示されるかは、利用時の画面で確認してください。候補が表示されたことと、現在のサイトで訪問者が進めないことは分けて考えます。
候補のURLを現在のページと照らす
控えたURLを実際に開き、今何が表示されるかを確かめます。以前に記録した結果と異なる場合は、確認した時点の状態を追加してください。そのうえで、自社サイトのメニューや本文にそのURLへのリンクが残っているかを探し、見つかった入口からも押してみます。URLを直接開く確認だけでは、利用者がどの案内でそこへ着くかまでは分かりません。
移動先の候補はページの役割で比べる
別のURLに似たページがあっても、名前が近いという理由だけで移転先とは決めません。元のリンクが約束していた内容と、今のページで案内している内容を見比べます。例えば料金の説明へ進むリンクなら、候補のページがその説明を読める場所なのかを確認することが大切です。
候補ごとに現在の表示、サイト内のリンク元、訪問者が本来進みたかった先を並べておくと、次の判断につながります。表示されたURLの数を減らすことより、使われている導線の状態を確かめることを優先します。
SECTION 04
リンク確認用の道具の結果はそのまま直してよい?
リンク確認用の道具でURLが検出されても、その結果だけを見てリンクを書き換えるのは避けます。まず利用前に、その道具の無料利用条件と確認できる範囲を確かめてください。調べた範囲が自社サイトの主要な導線を含んでいなければ、検出されなかったリンクも手でたどる必要があります。
検出された行き先とリンク元を開く
結果に挙がったURLは作業候補として控え、自分で行き先を開いて現在の表示を見ます。併せて、そのURLへ向かうリンクが置かれたページを開き、どの文言やボタンから進むのかを確かめます。リンク元が複数あれば、同じURLでも入口ごとの状態を記録してください。利用者が困る場所を特定してから、修正する箇所を決められます。
結果が食い違えば、判断をいったん止める
道具では問題が示されても、自分で開くとページが表示される場合があります。反対に、道具の結果には出ていなくても、主要な入口から進めない場合もあります。食い違ったら、確認したURLが同じか、リンク元から押した場合と直接開いた場合で結果が違うかを分けて記録します。どちらか一方の結果を無条件に正しいものとして修正を進めません。
道具を使う目的は、手で見落としそうな候補を拾い、調べる順番を考える材料を増やすことです。最終的な修正対象は、リンク元と行き先を照合してから決めます。
SECTION 05
問い合わせ・予約・料金のどれから直す?
候補が複数見つかったら、最初に自社サイトで訪問者に取ってほしい主な行動を決めます。問い合わせが中心なら連絡先への入口、予約が中心なら予約へ進む入口を先に確認する、といった考え方です。料金を読んでから申し込む流れなら、料金案内から次の行動へ進めるかも一緒に見ます。どのサイトにも同じ順番を当てはめる必要はありません。
訪問者が途中で止まる場所から優先する
一覧に表示回数などの数字があっても、その大きさだけで修正順を決めません。数字が小さくても、問い合わせや予約に進むための唯一の入口であれば、そこで止まる影響を先に考える必要があります。逆に、使われていない古い案内へのリンクは、現在の主要導線と同列に扱う前に、リンクが残っている場所を確かめます。
作業順を付けるときは、次の問いを順に見ます。
- そのリンクは、自社サイトで重視する行動へ向かう途中にあるか
- 別の入口から同じ目的地へ進めるか、それともそこで止まるか
- どのページにリンクがあり、訪問者が何を期待して押すか
この順番なら、候補の件数に追われず、まず訪問者が連絡や申込みへ進める状態を点検できます。優先順位を付けた後は、各URLで何が変わったのかを調べ、リンクを書き直すのか別の対応を考えるのかを分けます。
SECTION 06
削除・URL変更・入力間違いをどう見分ける?
修正方法を選ぶ前に、表示できないURLが以前は何を案内していたかを確かめます。ページの管理者に、削除した記録やURLを変更した記録がないか尋ね、現在のリンク先と照らしてください。見た目が似たURLを見つけても、それが正式な移動先とは限りません。訪問者が期待する内容まで一致するかを確かめます。
変更履歴と現在の内容を突き合わせる
URLを変更した記録があるなら、変更前のページと変更後のページが同じ案内を担っているかを見ます。ページを削除した記録があるなら、削除後に利用者をどこへ案内するつもりだったのかを管理者に確認します。記録が見つからない場合は、リンクに記載された文字列と、現在公開されている行き先を照らし、入力違いの可能性も調べます。
URLごとに、次の情報を並べてから対応を選びます。
- リンクが置かれたページと、押した人が期待する内容
- 削除・URL変更について管理者が確認できた履歴
- 現在残っているページのURLと、そのページで読める内容
行き先のページが残っていて、リンクの記載だけが古いと分かった場合は、その入口のリンク修正を検討できます。一方、削除したページを戻すか、別の行き先を案内するかは、元のページの役割と現在の運用方針を確かめてから個別に決めます。原因を分けておけば、変更後にどの入口から何を確かめるべきかも明確になります。
SECTION 07
行き先が存在するなら、どのリンクを直す?
同じ古い行き先を、掲載場所ごとに探す
新しいページが見つかっても、表示されるだけで修正先に決めないでください。以前のページを開こうとした人が求めていた情報を、そのページで確認できるかが判断の基準です。例えば料金を知りたい人向けのリンクなら、行き先で該当する料金情報へ進めるかを確かめます。
次に、古い行き先を使っている場所を洗い出します。上部のメニューを直しても、記事本文や問い合わせボタンが以前のままなら、そこから訪れた人は引き続き目的のページへ進めません。同じ行き先を使うリンクは、掲載場所ごとに修正結果を確認します。
訪問者が押す場所を起点に、次の順で見ていきます。
- 問い合わせ・予約・料金へのボタンが、意図した情報に直接つながるかを確かめます。
- メニューと本文中のリンクをたどり、同じ古い行き先が残っていないかを探します。
- リンクの表示文と移動先が食い違っていないかを見ます。
SECTION 08
URLを変えたとき、301転送を検討するのはいつ?
古い住所から来た人にも、対応するページがあるか
サイト内のリンクを新しい行き先に直しても、以前のページを保存していた人や、古い案内を見た人が旧ページを開くことは考えられます。その場合は、旧ページから案内する先として、以前と同じ目的の情報を載せた新しいページがあるかを比べます。名称が似ているだけで、内容が異なるページを転送先に選ばないことが大切です。
対応する新しいページがあり、旧ページへ来た人もそこへ進めたい場合に、301転送を検討します。ただし、どの旧ページをどこへ向けるか、設定できるかは、サイト管理者と個別に確認してください。新しい行き先を決める前に転送だけをまとめて設定するのではなく、訪問者が期待する情報との対応を一組ずつ確認します。
SECTION 09
移転先がない削除ページはどう扱う?
戻すべき情報か、案内を外すべきか
移転先が見当たらないページは、まず削除した理由を確かめます。掲載期限が過ぎたために取り下げたのか、内容を見直して再掲載できるのかで、選ぶ対応が変わります。訪問者が今も必要とする情報なら、内容を確認したうえでページを戻せるか検討してください。
再掲載しないと決めた場合は、そのページを案内しているメニュー、本文、ボタンを確認します。リンクを外すだけで訪問者の目的が満たせなくなるなら、代わりに案内できる情報があるかを考えます。ただし、代替にならないページを転送先にして、行き止まりを見かけ上なくすことは避けます。
対応を選ぶ前に、次の点を並べて判断します。
- 削除した理由と、掲載内容を改めて確認・再掲載できるか。
- 古いリンクを押す人が、何を知りたくてその場所に来るか。
- 案内を取り下げる場合、ほかに適切な行き先があるか。
例えば予約方法の案内を削除したなら、予約ボタンを残してよいかも併せて考える必要があります。ページ単体の扱いを決めた後も、そこへ誘導していた表示と実際の行き先が一致しているかを確認します。
SECTION 10
修正後はどこまでたどって確認する?
修正した場所ではなく、訪問者の出発点から歩く
修正後の確認は、変更したページを直接開くだけでは終わりません。訪問者が最初に見るメニューや記事、問い合わせ・予約の案内を出発点にして、リンクを押し、目的の情報まで進めるかを確かめます。これなら、途中に残った別の古いリンクや、表示文と異なる行き先にも気づきやすくなります。
実際に操作しながら、経路ごとに確認します。
- 修正前に控えたリンク元を開き、押した先が意図したページかを確かめます。
- 到着後、問い合わせや予約など、訪問者が次に進みたい場所へ進めるかを見ます。
- 転送を設定した場合は、旧ページを開いた結果と最終的な到達先を組にして記録します。
同じ目的のリンクが複数の場所にあるなら、それぞれの出発点から試してください。一方が正しくても、別のボタンだけ古い行き先を使っている可能性があります。想定と違う場所へ着いたときは、どこから押したかを控えると、修正すべきリンクを特定しやすくなります。
SECTION 11
自社で直せないとき、何をそろえて相談する?
相談前に、困っている経路と希望する行き先をそろえる
自社で変更できない場合は、「ページが開かない」という表示だけでなく、どこから押すと問題が起きるかを伝えます。リンク元、開けないページ、希望する行き先を組にし、ページを戻したいのか、リンクを直したいのか、転送を検討したいのかを分けておくと、相談する内容が明確になります。管理画面を操作できる担当者がいるかも確認してください。
相談時に伝える材料は、次のように整理できます。
- 問題のリンクがあるメニュー・本文・ボタンの場所と、押したときの状況。
- 対象となる古いページと、候補となる新しいページの対応関係。
- ページの再掲載、リンク修正、転送のうち、希望する対応と、その判断に迷っている点。
- サイトの管理担当者と、変更に必要な権限を確認できるかどうか。
CREVIAの事業領域には、熊本のホームページ制作が含まれます。「次世代型ホームページ制作」の案内では、制作と公開後の運用範囲を確認できます。ただし、この案内だけで、現在のサイトに必要な個別作業が含まれるとは判断できません。
CREVIAの「お問い合わせ」の案内では、相談と見積もりの受付内容を確認できます。既存サイトのリンク調査・修正や転送設定を依頼できるか、点検の頻度、作業範囲、費用は、対象のページと希望する対応を伝えて個別に確認してください。
SUMMARY
確認する5つの項目
- 01
リンク切れを疑ったら、最初に何を記録する?
- 02
どのページからリンク点検を始める?
- 03
Search Consoleで見つけたURLをどう確かめる?
- 04
リンク確認用の道具の結果はそのまま直してよい?
- 05
問い合わせ・予約・料金のどれから直す?
FAQ
よくある質問
Q404が見つかったら、すべて同じ日に直すべきですか?
Qリンク確認用の道具で検出されなければ、点検は終わりですか?
Q古いURLと似た名前のページがあれば、そこへ転送してよいですか?
Qページを戻せない場合、古いリンクはどうすればよいですか?
Qリンクを一箇所直せば、確認は完了ですか?
QCREVIAに既存サイトのリンク切れ修正を頼めますか?
運営者
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