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ロゴや色が語る、あなたらしさのカタチ

2025.10.29   ブログ
ロゴや色が語る、あなたらしさのカタチ

デザインは「印象」をつくる言葉

デザインは、言葉を使わずに想いを伝える“もうひとつの言語”です。
人が何かを見た瞬間に感じる「なんとなく素敵」「信頼できそう」「やさしい印象」といった感覚。
それらはすべて、色や形、余白やバランスといったデザインの要素が生み出しています。

たとえば、やわらかいベージュやグリーンを基調としたデザインからは、「安心感」「自然」「心地よさ」といった印象が伝わります。
一方で、黒やシルバーを使ったシンプルな構成は「洗練」「信頼」「プロフェッショナル」といった雰囲気を醸し出します。

同じ言葉やメッセージを発信しても、
その「見せ方」ひとつで、受け取る印象はまったく異なるのです。
だからこそ、デザインは“伝える力”の根幹にあります。

ロゴは「想い」をカタチにするシンボル

ロゴは、単なるマークではありません。
その背景には、ブランドや人の“想い”や“信念”が込められています。

たとえば、丸い形は「やさしさ」「つながり」「調和」を表し、角ばった形は「安定」「信頼」「誠実さ」を感じさせます。
また、フォントの選び方も印象を大きく左右します。
手書き風の文字なら「親しみ」や「温かみ」、太く整った文字なら「安定感」や「信頼感」を伝えます。

ロゴを考えるときに大切なのは、
“どんなふうに見られたいか”よりも、“どんな想いを届けたいか”という視点。
誰かに「こう見られたい」と背伸びをするのではなく、「自分が何を大事にしているのか」「どんな人に届けたいのか」を丁寧に言葉にしてみましょう。

その言葉をデザインに変換していく過程で、あなたらしさが自然と形になっていきます。

色がもたらす“感情”のちから

色には、感情や記憶を呼び起こす不思議な力があります。
私たちは日常の中で、無意識のうちに色に影響を受けています。

青を見ると落ち着くのは、空や海のように広がりのある風景を連想するから。
黄色を見て明るい気分になるのは、太陽や光を感じるから。
ピンクやオレンジには温かみがあり、人とのつながりを感じさせます。

デザインの色選びは、単に「好きな色を使う」ことではなく、“その色が持つ感情”を意識することが大切です。

もしあなたが「安心感を伝えたい」なら、グリーンやベージュ。
「元気で明るい印象にしたい」なら、オレンジやイエロー。
「上品で信頼感を与えたい」なら、ネイビーやグレー。

そんなふうに、伝えたい想いや理想の雰囲気から色を選ぶことで、見る人の心に自然と届くデザインになります。

“余白”にも想いが宿る

デザインを考えるとき、つい形や色に意識が向きがちですが、実は「余白(スペース)」も印象を大きく左右する要素です。

詰め込みすぎたデザインは、息苦しさを感じさせてしまいますが、ゆったりとした余白があると、見る人の心に“余裕”や“穏やかさ”が生まれます。

たとえば、ナチュラルテイストのデザインでは、余白が「やさしさ」「清潔感」「落ち着き」を演出します。
それはまるで、自然の中に流れる静けさのように、見る人の気持ちを穏やかに整えてくれるのです。

自分らしさをデザインで伝える

ロゴや色、形や余白。
それらを組み合わせることで、「あなたらしさ」は目に見えるカタチとして伝わります。

大切なのは、完璧を目指すことではなく、“自分の想いに正直であること”。

どんなにシンプルなデザインでも、想いを込めてつくったものは必ず見る人の心に届きます。
逆に、見た目が整っていても、そこに想いがなければ、どこか印象がぼやけてしまうものです。

デザインとは、自分を知り、表現するためのプロセス。
「私はこんなことを大事にしている」「こういう想いを届けたい」——その気持ちを言葉にしていく中で、本当に“自分らしいカタチ”が見えてきます。

おわりに

ロゴや色は、あなた自身の“声なきメッセージ”。
どんなに小さなデザインにも、そこには想いとストーリーが込められています。

あなたが選ぶ色、あなたが描く形、あなたが大切にする余白。
そのひとつひとつが「あなたらしさ」を語り、見る人にやさしく伝わっていくのです。

焦らず、比べず、自分のペースで「らしさのデザイン」を育てていきましょう。